先日、お客様から素敵な小説を紹介していただきました。
野生時代という角川書店出版の本で新人賞を受賞した
蝉谷めぐ実さんという作家さんのハードカバーです。
江戸時代、芝居小屋で役者が鬼に食われる事件が発生し、心優しい鳥屋の藤九郎とかつて一世風靡した稀代の女形・魚之助が鬼退治の依頼をうけ真相究明に乗り出す話です。
江戸時代の衣食住や日常生活のしきたりや習わし、風習のことがクールに描かれ
歌舞伎役者は傾奇役者なのではないかと思わせるような文体に引き込まれる作品です。
続きが読みたくなる(^^♪